3連続Vへ全力投球の台和紀 ~京王閣競輪場~

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台和紀
恵まれた練習環境で差し脚が研ぎ澄まされた
“ベテランに夢を与えたい”

 1月12日(水)、京王閣競輪場で『トヨダビールC&日刊スポーツ杯』の最終日が行われる。

 メインは最終12レースに行われるA級決勝。注目は連勝で決勝に駒を進めた台和紀(埼玉・83期)だ。

 12月の小田原で完全優勝をすると、続く1月向日町でも初日は2着になったものの、準決勝、決勝は連勝で、連続優勝と乗りに乗っている。どのクラスを走っても堅実な追走をすることがウリのマーク選手だった印象が人が変わったように鋭い決め脚を連発。その秘訣を聞くと「平原(康多)君や、宿口(陽一)君と一緒に練習をさせてもらっている効果ですね。2時間かけて西武園に行っている効果が出ています」と“平原道場”の効果と明かしてくれた。

 決勝は尾崎悠生(埼玉・113期)に藤田周磨(埼玉・117期)と自力型同士で並ぶ後輩の後ろを固める。「(連勝で)こうなると前回の初日2着がもったいなかった。特進が狙えたよ(笑)。(3番手からでも)優勝を狙っていきますよ。ベテランに夢を与えたいからね」と3連続Vへ意欲を燃やす。

角田祐馬記者

2022年1月11日 22時10分

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