1月25日に最終日が行われた伊東競輪FIIミッドナイト第8レース・チャレンジ決勝に出走した小池千啓（栃木・119期）が、短走路を青板バック過ぎから約2周半過ぎを逃げ切って1着でゴールした。これで小池は12月松戸FIIミッドナイト、1月平塚FII、伊東と3場所連続での完全優勝を達成し、1月26日付けでA級2班へと特別昇班を果たす。

　「準決で同期を相手に（長い距離を踏んで）逃げ切れたのは自信になりました。決勝は相手の同期が並ぶので考えて走りたい」と話して臨んだ伊東の決勝は前受けから、その同期の邊見光輝（福島）－中込健太（秋田）を突っ張って先行勝負。打鐘で位置のない地元の稲葉一真（静岡・100期）が内をすくって乙川高徳（東京・65期）を捌いて番手を奪い取る。援軍を失い、さらに最終ホーム入り口からは邊見がまくりで襲ってくるが、小池は関係なくグングンと加速。北の119期コンビを不発に終わらせ、さらに稲葉の追撃も全く許すことなく押し切った。

　解説していた伊藤勝也氏も感心する強烈な先行力を3日間披露して特別昇班を果たした小池。眞杉匠ら練習仲間にも恵まれて順調に力を伸ばしている。勢いのままに1・2班戦でも大暴れしてみせよう。

• 選手詳細データ

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  小池千啓 選手栃木・119期