通算600勝の師匠の背を追いかける

　4月1日（金）から始まった京王閣競輪ナイターシリーズの初日。10レースで佐藤和也（青森・95期）が節目の200勝を達成した。

　レースは、目標にした矢口啓一郎が打鐘先行。巻き返してきた岸澤賢太が矢口をまくると追走する中田健太にスイッチ。2センターから外を踏み込むと直線で鋭く伸びて節目の白星を飾った。

　レース後、佐藤は「岸澤君の勢いが良くて止められなかった。近藤（隆司）君が来るかと思って外に張った勢いで少し早かったけどスイッチした。最後はペダリングが悪かったし、もっときれいに回さないといけなかった」と振り返った。

　通算200勝を振り返り「（200勝については）何とも、まずは1勝と思っていたので。ただ思ったより長かったという感じ。アマチュアのころを考えればよくここまできたなと思うけど、選手になってからの自分を思うと長かったかな。師匠の高谷（雅彦）さんは通算600勝、単純に3倍ですからね。ここまでのことを思うと、とてつもない。良い目標がいるので自分も頑張れます」と2月に通算600勝を達成した偉大な師匠に背中に少しでも近づくため足を止めない。

• 選手詳細データ

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  佐藤和也 選手青森・95期