準決は最高の目標を得た！

　4月20日（水）から青森競輪場で開催されているモーニングF2の初日1レースで今開催が復帰戦だった地元の村上皇（青森・98期）が白星スタートを決めた。

　レースは村上が前受けすると、後ろ攻めから上昇してきた阿部龍也を赤板で突っ張る。そこからはペース駆けで新人を翻弄。まくらせることなく、堂々と逃げ切った。

　「相手の仕掛けてくるスピードで突っ張るか下げるかを考えていた。あのスピードなら突っ張ろうかなと。突っ張ってからは出られないように駆けられた」と冷静に相手の出方を判断してレースを組み立てた様子。「左鎖骨と肋骨8本折っていたので、どこまで戻っているか走ってみないとわからなかったけど、前検日に話した通り、8割戻っていましたね。もちろん、勝ったことも嬉しいけど、一走、走り切れたのでホッとした」と安堵の表情を見せた。

　準決勝はメインの7レースで今開催一番の強さを誇る邊見光輝を目標に得た。「もちろん、初連係ですね。いい目標じゃなくて良すぎる目標ですよね。こういう番手は緊張するけど、地元戦なので、頑張りますよ」と気合いを入れ直した。

　青森モーニングは1レースの発走予定時刻が8時30分。最終7レースは10時30分となっております。エンジョイサイトでの投票締め切り時刻は発走の5分前となっております。　

• 選手詳細データ

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  村上皇 選手青森・98期