評判通りの機動力で北勢を蹴散らす

　4月28日（木）から大宮競輪場で開催されているモーニング7は、30日（土）に最終日を迎える。前回の松阪ミッドナイトで完全Ｖを飾って、大宮バンクに初登場となった注目の佐藤竜太（愛知・119期）は期待に応えて無傷で決勝に進出した。

　準決の佐藤は得意の突っ張り先行で主導権を握ったが、北日本の先頭を任された松本昌士（福島・92期）は突っ張られても引かずに番手勝負を決意。外にへばり付くと佐藤の番手を回っていた元砂海人（奈良・113期）はこらえられずバックで徐々に後退した。佐藤の番手は松本になったが、踏み直して力強く押し切った。

　「予選は飛び付かれてしまったので突っ張り先行しか考えていなかったが、また後ろに迷惑をかけてしまった。500バンクは高知で２度経験してるけど難しいです。レース内容を意識してますが、連勝で勝ち上がったので決勝は優勝を狙います」ときっぱり言い切った。

　今シリーズで完全Ｖを決められれば次走5月3日（火）から開催される立川で特別昇班に挑戦となるだけに、決勝の走りから目が離せない。

　決勝戦の7レースは10時50分発走予定。エンジョイ投票サイトでの締め切り時刻は発走時刻の5分前となっております。