大関祐也が巻き返しを誓う ~立川競輪場~
援護を信頼しレースを支配した
立川競輪でのF1シリーズは26日(日)に2日目を迎える。開催1日目の5レース、A級の初日特選では勢いに乗っている久樹克門(徳島・113期)を相手に大関祐也(千葉・107期)が強気のレースで魅せていた。
レースは大関が正攻法に構えて、HS向かい風3mの中を突っ張り先行で強引に主導権を奪う。番手の泉慶輔(宮城・99期)が車間を大きく空けて援護したが、最後は力尽きて7着大敗。「突っ張ろうと決めていたし、向かい風だったが行きました。キツかったけど準決につながるレースはできたと思う」と長い距離を踏んで脚に刺激を注入。
当所の4月シリーズでは予選からピンピンで決勝に進んで、準優勝の好成績を残している。バンクとの相性は良いはずで、巻き返しに期待できる。準決勝は5レースに登場、初日は味方だった泉や前回Vの橋本凌汰(岡山・119期)らが相手で激戦区だが見逃せない。
予選の巧ブロックが目を引いた河野要(神奈川・94期)が援護役。5月大垣の予選で番手から鋭く差し切っているが、ここは腕の見せ所で南関ワンツーを決める覚悟。