同期タッグが魅せる ~小倉競輪場~
新田祐大を軸にした北日本勢が立ちはだかる
8月25日から小倉競輪場で開催されているミッドナイト競輪S級シリーズは27日に最終日を迎える。S級決勝戦では地元の北津留翼(福岡・90期)に近藤隆司(千葉・90期)が託して同期の二人が結束。同じく同期の新田祐大(福島・90)を軸にした北日本勢を相手に、奮闘を誓ってくれた。
決勝戦を前に北津留は「連日出し切れていないですね。準決は内に半信半疑でいってしまって、苦しい展開でした。決勝戦は近藤さんが付いてくれるみたいなので、ありがたいですね。二日間の分も、しっかり動いて頑張りたいです」
番手を回る近藤は「最近は人の後ろを回る事も増えてきたんですけど、他地区で付いたのは新山(響平)君ぐらい。ただ北津留君とは同期だし、付いてみたいなとは思っていた。相手は新田君のラインが強力だし、単騎でやってもチャンスはないので。離れないようにしっかり付いていきたいですね」
S級決勝戦は9レース(発走予定時刻23時30分)に行われる。同期の絆で本線撃破を狙う。