地元戦で気合が入る小玉勇一 ~大宮競輪場~

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小玉勇一
初日からエンジン全開
復調の兆しを感じて

 9月19日(月)~21日(水)の3日間に渡って大宮モーニング競輪が開催される。

 今シリーズは脚力が抜けている選手が見当たらず、実力が拮抗している。混戦の様相を呈しており、どの選手が優勝しても不思議ではない。

 6Rに出走する小玉勇一は7月松阪での落車の影響により、直近の2場所は思うような競走ができていなかった。
 「自分の技術不足で落車してしまったけど、すんなり3番手に入るより経験を積むためにも番手で勝負しようと思いました。近況は落車の影響で着こそ悪くなくても、力んで走ってしまい違和感がありました」。

 そんな小玉だが今回は練習で好感触を得たようで、明るい表情を見せていた。
 「先輩の方々からアドバイスを頂きました。特に何かをってわけではないですが、意識的なものが大きいですね。それがレースに出てくれれば。高瀬卓さんとは前回連係が外れてしまったし、地元2人でワンツーが決まるように走ります」。

 今回は6月以来の地元戦。前回は番手戦が多く持ち味が発揮できなかっただけに、自力で奮起する走りが見られそうだ。地元戦にしっかり照準を合わせてきたはずで、今シリーズの台風の目となりそう。

髙野航記者

2022年9月18日 14時30分

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