まずは予選に全てを出し切る

　12月28日（水）から立川競輪場で今年の最終戦となるガールズＦ２シリーズが開催される。チャレンジ戦では今節がラストランの選手が何人かいるが、27日に取材した時点で代謝回避に燃える田村武士（新潟・84期）に話を聞いた。

　「まさに“崖っぷち”なので初日は目標があるかなと思って参加したけどね…。決勝に乗らないとダメですが、予選は絶対にクリアしないといけない。まずは自分の力で勝ち上がります。今回は優勝するビジョンしか見えていません！」と自分自身を奮い立たせていた。

　開催指導員を務めたり、同支部の甲信越勢だけではなく長いこと関東の先頭でラインに貢献してきた自力型。力勝負で戦っているイメージが強くあるが、いざとなればヨコもできる万能型。新人の比佐宝太（福島・121期）の組み立て次第になるが、悔いを残すことなく全ての技術を総動員する。予選突破へ向け、心を鬼にして臨む構えだ。

• 選手詳細データ

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  田村武士 選手新潟・84期