決勝戦は初日特選同様、岡山勢の3番手回り

　1月26日から小倉競輪場でミッドナイト競輪F2シリーズが開催されている。A級準決勝の7レースに登場した前反祐一郎（広島・81期）は目標が不在の一戦も、総力戦から直線で決め脚を発揮し首位で決勝進出を決めた。

　レースを終えた前反は「目標がいなかったのでどうしようか考えていたけど、守安が黙って付いているというので先行を考えていましたよ。若い子を駆けさせるとまくるのも厳しいですしね。結果的に前々に踏む気持ちが良かったのかな。久しぶりに走る前は吐き気がしましたよ（笑）」と冗談を交えながら、レースでの心中を教えてくれた。

　今年の11月に50歳を迎える大ベテランだが決め脚は衰え知らず。来期はS級への返り咲きも当確状態で「千葉の250を走って、自力を出すようになってから感じはいいですね。道中でも余裕が出てきている」と好調の様子。

　A級決勝戦は9レース（発走予定時刻23時20分）に行われる。岡山勢の3番手からVコースを虎視眈々と狙う。

• 選手詳細データ

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  前反祐一郎 選手広島・81期