積極策に手応えつかむ柿本大貴 ~立川競輪場~
地元で果敢な仕掛けをみせ躍動
5月6日(土)から立川競輪場で始まった『モーニング7』開催は8日(月)に最終日を迎える。
メインの最終7レースでは決勝戦が行われる。地元からは3日間連係している柿本大貴(東京・113期)と渡辺航平の2人が勝ち上がった。柿本は初日、2日目と突っ張ってからレースを進めており、積極策で奮闘。「連日、突っ張ってからのレースができているし手応えをつかめている。前回よりも良いですね」と今回が復帰2場所目となるが、状態が上向いていることを実感。準決勝では3番手の位置に入るも構えることなく最終ホームから仕掛けたことについて「脚を使っているなかでホームで踏めたのはよかった。あそこで行けないと後輩に任せたときに面目が立たないですから。S級ではあそこで行けないとダメだと思うので」と上位を意識した走りができて納得の表情。
決勝は初日特選でまくられている小林令とのほぼ二分戦の様相。「デビュー前から一緒に練習していた」という縁で山田幸司が3番手を固めたことで戦いやすくはなった。「今度はやられないように」と小林へのリベンジを果たすべく、手応えつかんだ積極策で挑む。
2023年5月7日 13時40分
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選手詳細データ
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柿本大貴 選手東京・113期