堀江省吾が「久々に納得できた」と復調気配 ~松戸競輪~

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堀江省吾
来期のS級を見据えて調子を上げる
休養が良い結果に結びついた

 松戸競輪F2ガールズナイターは14日(水)に初日が行われた。A級1、2班9Rでは、堀江省吾(長野・119期)が突っ張り先行で逃げ切り勝ち。自信の表情を見せた。

 残り2周半で山本恵介を突っ張ると、打鐘前に中団から仕掛けた井田晶之も突っ張る。誰も出させずにレースを支配し、そのまま逃げ切った。「久々に納得のいくレースができました」と充実の表情でレースを振り返った。
 「井田さんがカマシにくると思わなくて、マジかって思って踏んだけど、突っ張り切れた。最近は予選でも情けないレースがあった。悪い時だったら出られてるし、ラインで決めることはできなかったけど、そのまま逃げ切れたのは良かったですね」

 全プロでは4キロ団体追い抜きにエントリー。前回は地元支部弥彦のバンク改修明け初戦に呼ばれた。過密な日程の中で、疲労が溜まっていたのは否めない。
 「弥彦の開幕戦に呼んでもらって、優勝を獲らないとって思って練習を詰め込み過ぎました。結局準優で飛んでしまったし、今回は中3日で疲れを抜いてきたんで、それが良い方向に出たんだと思います」

 来期S級昇級を決めており、ここが最後のA級戦。「弾みを付けたい」と意気込んで、準決10Rも力を出し切る。

熊谷洋祐記者

2023年6月14日 21時13分

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