４場所目にしてＳ級復帰のチャンス

　8月24日（木）から大宮競輪にて1、2班だけで行われるモーニング７が開催される。今シリーズの注目選手は、何といっても７月に降級してから早々に特別昇級の挑戦する望月一成（静岡・111期）だ。

　降級２戦目の前橋は３日間バックを取り、前回の宇都宮では長走路らしい組み立てで別線を圧倒していた。「宇都宮は大事に行きすぎたが優勝できて良かったです。大宮バンクのイメージは覚えていないけど、本デビューした３戦目に優勝しています」とバンクは攻略している。

　「今シリーズで９連勝できればＳ級に復帰。ただ、今の力で戻っても通用するとは思えない。ゴール前のひと伸びとか、組み立ての甘さなど色々と足りないモノが多すぎます。って言ってもまずは初日を勝たないと（笑）。木村佑来君（宮城・119期）とはPIST６で対戦したが、レースでは初対戦。強いのは知っているし二分戦なので難しい」と正直、やりにくさを感じていた。

　「それでも前回、宇都宮を走っているのは大きなアドバンテージがあると思う。力を出し切って１着を獲れればいいですね」と早くも初日に向けて戦闘モードにスイッチを切り替えていた。