鈴木涼介が番手から完全V狙う ~大宮競輪場~

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絶好の番手回りでVチャンス

 8月24日(木)から大宮競輪にて行われている1、2だけで行われているモーニング7は26(日)に最終日を迎える。ここで注目したのは、強気の先行策で勝ち上がってきた鈴木涼介(福島・115期)。

 予選はHSからのカマシで後続を千切って押し切り、準決も初日と同じような位置から仕掛けて連勝した。前検日には「鎖骨に入っていたワイヤーを除去したので、今回は体が軽くて感じ良く走れそう」と嬉しそうに話していた。

 決勝は準決で番手を回った日当泰之(青森・92期)が3番手となり、同じく無傷で優出した前期S級の木村佑来(宮城・119期)の番手を回る。「人の後ろは何度かあるし、木村君とは昨年3月の大垣ミッドナイト決勝で連係して、まくりが不発でしたね(苦笑)。今回も信頼します」。

 今シリーズの木村は連日まくり勝負となっているが、地元の佐山俊樹(埼玉・97期)は「木村君と鈴木君には世話になっている」と北日本勢に加勢して4車ラインとなった。初日特選で叩かれた望月一成(静岡・111期)を出させず突っ張る可能性は高く、絶好の展開から鈴木が差し切って復活の狼煙を上げる。

永岡孝史記者

2023年8月25日 16時05分

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