Vを狙っていく

　取手競輪場で行われているA級1、2班戦によるモーニング7は2日目を終了。メーンの7レースでは筒井裕哉(兵庫・89期)が目標とした谷口友真(大阪・109期)がまくり切れずも自ら３角からまくり白星で決勝に進出した。「(自分が踏む)準備もしていたし余裕はあった」と冷静さを保つ。

　初日特選では小谷実(京都・93期)が前回りだったが、「動きが悪い」とのことで、決勝は筒井が近畿の先頭で走ることになった。
展開は猪狩祐樹(福島・99期)との２分戦で鷲見逸喜(岐阜・79期)は単騎で走る。筒井は「車番的にも(猪狩ラインに)突っ張られたらややこしい」と話しながら色々と対策を練る。「先行はないと思います。ヨコの動きは今期のＡ級一戦目(決勝)でやっていて番手を取り切って優勝した。その時よりも(番手の)相手は強いけどね」と話すが、色々と質問をしているうちに連日の動きの良さから、まくりでも十分勝負になる雰囲気も感じられた。
最終的には「Vを狙っていきます」と締め、温和な表情を絶やさずに余裕さえ感じられる。展開に応じた走りで今期5Vを目指す。

• 選手詳細データ

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  筒井裕哉 選手兵庫・89期