伊藤旭が節目の100勝! ~久留米競輪場~
初の地元記念で100勝を達成
10月6日(金)から久留米競輪場で開催されている開設73周年記念熊本競輪『火の国杯争奪戦』G3in久留米の初日第4レースにて地元の伊藤旭(熊本・117期)が節目の100勝を達成した。
レースは前中団からスタートして赤板で後方から切りにきた寺沼拓摩を追う。その寺沼は橋本優己を出させて4番手を確保して打鐘を通過。2コーナーから寺沼がまくると村田雅一のけん制を受けてスピードが緩む。伊藤は3コーナーを目掛けて一気にまくり上げるとスピードの違いで前団に迫り、直線で先頭に立ってそのままゴールした。
「仕掛け所が悪かったですね。寺沼さんが動く前に仕掛けるべきだったんで。初手はあの位置で、前々で戦おうと思っていました。でもちょっと弱気でしたね。緊張もあって発走機に付く前にもう脚がパンパンで。(明日以降は)もっとリラックスして望めたらなって思っています」と初めての地元記念で平常心では走れなかった様子。
「(節目の100勝を達成したが)同級生の(松本)秀之介はもう140くらい(実際は137勝)しているので遅い方かなって思うんですけど焦らずに。(思い出の1勝は)ここで秀之介に優勝させてもらったのが印象深いですね。ちょっとずつG1にも出られるようになってきたんで。上の舞台でも戦っていけるように頑張りたい」と同期同級生との連係で掴んだS級初優勝を思い出のレースとして挙げてくれた。