簗田一輝が通算200勝 ~玉野競輪場~
先輩も称賛、いつものカズキと違った
玉野競輪場を舞台に防府競輪開設74周年記念「周防国府杯争奪戦(G3)」が、11月2日に始まった。一次予選の4レースでは、簗田一輝(静岡・107期・S1)がまくりで快勝。デビュー9年目で通算200勝を飾った。
静岡ワンツーでの決着。2着の萩原孝之も同県の後輩を「強かった。いつもの(簗田)一輝じゃなかった(笑)」と称えた。
フレームを換えた前回の松戸が、久々の優出と兆しはあった。今シリーズの一次予選も決して恵まれた展開ではなかったが、まくりで別線を沈めた。
「(200勝は)そんなに意識はしてなかったですけど、節目だしうれしいですね。しっかりと脚も使っちゃったんでキツかったけど。キツいところを(まくって)行けた。萩原さんと決まって良かったです。(前回の)松戸の時に自力の時のフレームに戻した。練習もサボらずにやっているし、ウエートトレーニングもやっている。(このフレームは)重いけど踏めている」
グレードレースで久々の1着スタートの簗田の動きがいい。今年は6月に向日町でG3初制覇も遂げている。S班が5人いる強豪ぞろいの今シリーズだが、2日目以降も楽しめそうだ。