成績が上向く木村貴宏 ~取手競輪場~

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木村貴宏
今年の取手は3度目の出走で今回こそ地元決勝進出を決める
時代は変わってきた

 取手競輪場で行われているモーニング開催『¥JOY×プロスポーツ杯』は初日が終了。第6レースでは木村貴宏(茨城・80期)が先行した堀航輝(青森・121期)を差して嬉しい地元勝利を挙げた。

 木村は「堀君が強かった。こういう選手は関東にはあまりいない。久々に勝てましたね。僕はどちらかと言うと2着選手だから」と話すが、近況は成績が上向いている感じがある。
「以前は成績が悪いのは練習不足と考えていたし、若い頃は前検日の前の日も練習をしていた。だけど、年齢も重ねてくると疲れてくる。だから休むのも重要になってくる」。それについては分かったことがある。「今は室内でワットバイクやズイフトで練習して数値が出るので、タイムが出ないと練習をやりすぎているとかが分かる。時代は変わってきた」。

 今回は予選スタートで「初日特選には乗れなかったけど、いい方向に考えたい」と話す。「離れるとは思っていない。付いて行く力はある。準決は中村(隆生・栃木・117期)君かな」の予想が当たり、中村の番手を回ることになった。今年は取手は3回目で準決2回とも5着で決勝進出ならず。しかし、今のデキなら今度こその気持ちはあるし「感じは悪くない」ならチャンスはあるだろう。まずは中村に付け切って決勝進出を果たしたい。

木村貴宏記者

2023年12月7日 16時00分

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