今年に入り好調の新村穣 ~松戸競輪場~

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新村穣
S級1班を目指し更なる高みを目指す
いずれは郡司さんたちの前で走る存在に

 明日10日から松戸競輪場でFⅠナイター開催が行われる。ここでは今期、点数を上げている新村穣(神奈川・119期)に注目した。

 新村は前期は101点くらいだったが、今期は7日時点で105点越えと好調。そこには色々な要因がある。
「腰痛が治ったので、ウエイトトレーニングが継続的にできている。それと今年の1月に川崎記念があって、気持ちの切り替えができた」と話す。
新村は昨年の1月からS級2班で来期も2班だが、S級1班が見えつつある。「点数を上げないとGレースは出られないし、2班だから(予選スタートでは)大きく点数
が上がらない」と話すが、好調を維持していれば問題ないだろう。

 「いずれ上で戦っても郡司さん(浩平・神奈川・99期)たちに『(新村に)前を任せられない』と言われたりしたら悔しい。だからその準備をして。力を付けて結果を残して早く上のクラスに追い付きたい」。徐々に力を付けている新村が郡司の前で走るケースが多くなるのは遠い話ではない。その時が楽しみだ。

木村貴宏記者

2024年6月9日 17時40分

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