地元の佐々木省司が渾身差し決めた! ~青森競輪~

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佐々木省司
地元で渾身差しを決めた
猪狩祐樹のまくりをズブリ

 青森競輪ミッドナイトF2は、6月11日(月)に初日が行われた。A級1、2班戦初日特選12レースは、猪狩祐樹のまくりを差し切った佐々木省司(青森・86期)が1着。地元で好スタートを決めた。

 「地元3割増しですね」
 渾身の差し切りを決めた佐々木は、気持ち良さそうに汗をぬぐう。大谷靖茂が絶妙なペースで逃げる中、猪狩が半ば強引に最終2コーナーからまくり返す。ピタリと付け切った佐々木は、計ったように寸差しを決めた。
 「(猪狩に)仕掛けるタイミングは任せていたし、2コーナーからしっかり仕掛けてくれました。練習もできていたし、あとは地元っていうのもあって抜けたと思います」

 今期の競走得点は91.04で、S級点は確保出来ている状況だが、少しでも気を緩めると足元をすくわれるのが期末の怖い所。準決勝は、猪狩と再連係となったが、3番手を地元の支部長である高谷雅彦が固める布陣とあって、より一層気を引き締めた。
 「(点数は)気の抜けないところだけど、一戦一戦やるだけですね。高谷さんは自力ですし、番手を回ってもらうつもりでした。でも、絶対に駄目だと言われて。緊張感を持って、集中して頑張ります」

 再度鋭脚発揮なるか、注目だ。

熊谷洋祐記者

2024年6月11日 00時03分

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