齋藤登志信が500勝を達成 ~立川競輪場~

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齋藤登志信
500勝達成しポーズを決める
最近の身近な目標だった

 立川競輪場で行われているS級シリーズ『関東カップ』は17日に2日目の競走が行われ、第6レースでは板垣昴が富武大を叩いて先制。番手を回った齋藤登志信(宮城・80期)が4角から踏み込み抜け出して1着を決め500勝を達成した。

 齋藤は1997年の8月前橋でデビューし完全Vから27年目。約26年11ヵ月で達成した。「前の板垣(昴・福島・115期)君と後ろの紺野君(哲也・宮城・69期)のおかげ」と話し感謝の気持ちも忘れない。「S級1班の時に達成したかったけど、ダメだった。でもS級で達成できて良かった。タイトルホルダーを潰すのが僕の夢だったけど、今は小さなことから。自分に合っていた500勝達成でした」。
 それでも、齋藤と言えば高校時代は1990年に前橋で開催された世界自転車選手権のタンデムスプリントで稲村成浩(群馬・69期)と組んで出場し銀メダル。ふるさとダービーも2回制覇し、特に2002年の防府ふるさとダービーでは完全Vを決めている。
「最近は神山(雄一郎・栃木・61期)さんが勝ったりすると励みになる。メールなどもしますよ」と話す。それでも、まだ衰えることはない「今日は今日でまた明日から頑張ります」と501勝目を目指す。

木村貴宏記者

2024年7月17日 18時00分

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