フレームを戻し好調の依田翔大 ~松戸競輪場~
A級1、2班戦初Vもある?
松戸競輪場では5日からミッドナイト開催が行われている。2日目の6日の第8レースは依田翔大(山梨・123期)が中団から飯田憲司(静岡・96期)の仕掛けに合わせてまくりを決めて一発を見せた。
「前々回、前回と新車だったけどダメ。今回から前のものに戻しました。柔らかくて乗りやすい」。依田は前を取ったら突っ張るケースも多いが、「依田は突っ張りでくるだろうと思っているだろうから作戦通りかも」
と別線に叩かれながらも立て直してのまくりでの勝利は攻めの幅を増やすかもしれないし、別線にとっては今後は頭を悩ませるかもしれない。
決勝は同期・浮島知稀(群馬)との連係で番手を回ることに。「今までに決勝で番手を回った時は2着が2回。からまれたり、前を庇ったりで…」と苦笑。それでも「番手を回った時は仕事を頑張るだけ」と番手の仕事に全うする。
依田は今期からA級2班。まだ、A級1、2級戦でのVはなく今回はチャンスがありそう。浮島は「まくり追い込みで」と話すが、笑って話しての冗談であり先行策は十分あり依田にも勝機はあるだろう。
「準決は重かったし冬は苦手です。寒くなってきたし、アップとか長めにやって合わせていきます」と決勝への準備をする様子。A級1,2班戦の初V達成を楽しみにしたい。