来期から初S級の水森湧太 ~大宮競輪場~

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最終日こそ人気に応える
最終日こそ底力を発揮

 12月5日(水)から大宮競輪場にてA級1、2班だけで行われているモーニング7は6日(金)に最終日を迎える。決勝は無傷で勝ち上がった小嶋敬二(74期・石川)の完全Vが有力。ここでは来期からS級にステップアップする水森湧太(117期・東京)を取り上げる。

 人気を背負った初日、2日目を同じような走りで不発になった。「2場所続けてミッドナイトを走り、今回のモーニングに向けて早く寝ることをやっていたら完全に体のリズムがくるってしまった。頭では考えていも体が反応してくれなかった。今回からの新車は悪くないと思うけど、自転車の性能を引き出せず。最終日はしっかり勝ちたい」と気持ちを入れていた。

 「S級に向けては特に考えてはいないですがタテ脚の強化ですね。そこを上げていかないと“何するか読めない”って言う自分の持ち味を発揮できないですからね。間隙を突くような走りをしてみたい」と話す。S級でどこまで通用するかだが、穴党には魅力的でしかない。

永岡孝史記者

2024年12月5日 13時54分

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