来期2班は逆にS級特別昇級を狙えるチャンス

　松戸競輪場では明日の24日からミッドナイト開催で7レース制のA級1、2班戦が行われます。今シリーズの注目は機動力で勝る治田知也(新潟・121期)だろう。

　治田は前回の別府決勝で5番手からのまくりでV。「初日特選は(中団からまくって出たが)河崎(正晴・熊本・121期)君にまくられてしまった。それで決勝は(河崎を後方に置いて)見て見ての展開になってしまった」。確かにVは獲ったが「直近は逃げがない」と嘆くのも今後上のクラスで戦うためにも、力を付けるために積極的に駆けるのはありだろう。

　治田と言えば立川で練習するイメージもあり、冬季も立川でと思いきや今年の冬は移動しないと言う。
「室内練習でどれだけやれるか試してみたい。乗る自転車を変えてみたり。それでうまくいけば。何かをやってみないと」。
　
　来期はA級2班で初日は予選スタート。初日特選に乗れないので苦しくなるのではないかと問うと「2班でも気にしていない。予選スタートならS級特別昇級が狙いやすくなる。初日特選は相手が強いですからね」とポジティブな思考だ。それでも今回は初日特選からのスタート。まずは強気の攻めで別線完封を狙う。