山口富生がG1最年長勝利記録を更新 ~豊橋競輪場~

中部黄金時代から今も健在
豊橋競輪場で開催されている大阪・関西万博協賛「第40回読売新聞社杯・全日本選抜競輪(G1)」は、2月24日に最終日を迎えた。2レースでは、北津留翼の突っ張り先行でラインの上位独占。番手を回った山口富生(岐阜・68期・S1)が、追い込んで1着のゴール。55歳の山口が、G1最年長勝利の記録を更新した。
【山口 富生】
「ちぎれてしまったら(選手を)やめようとか、1着を取れたらまだ続けようとか。大きなことは言えないけど、気持ち一本でやっている。中部の黄金時代を経験しているけど、今回は(中部勢の)参加人数が6人と一番少ない。若手にハッパをかけて指導しているので、3~5年くらいすれば中部の若手が力をつけてきてくれると思う。そん時に僕がおるかわからんけど(笑)。神山(雄一郎)さんがやめられて、勝手にアニキと思って慕ってきたのでさみしいところもあります。でも、これからも与えられたところで、気持ちの続くかぎり、一戦、一戦やっていきたい」