これからも自力を続ける

　浦山一栄(東京・72期)が4日から取手競輪場で行われているモーニング開催の2日目の第1レースで逃げ切って勝利し500勝を達成した。

　レースは5車立てで浦山の先行一車と言える番組。打鐘で先頭に立つと先行して追走する茂木和臣を振り切った。
浦山はレース後、「(500勝目で)変に緊張してみっともない競走をしてしまった。400勝はそこまで緊張しなかったけど、500勝はあと10勝のところで意識してしまって。周りにも、そんな感じは見せなかったけど。今日は500勝じゃない、499.5勝だよ」
と話すが、デビューから約32年かけての白星を500勝に積み上げた記録は凄いの一言だろう。

「自力で取りたかった」と話す通り、一時は自在のコメントを出す時期があったが、浦山はそんな競走は似合わない。
「これからもまだ長い。自力を続けます」。その言葉が浦山自身を表している。これからも持ち前の先行テクニックでファンを魅了し続けるだろう。

• 選手詳細データ

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  浦山一栄 選手東京・72期