地元の濱野咲が本格デビュー ~京王閣競輪場~

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濱野咲
緊張の本格デビュー戦に臨む
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前検日・東京の先輩・奥井迪は濱野咲に優しく付き添った
有観客開催で実施

 7月2日から京王閣競輪場で東京ミリオンナイトレース『やきとりおおしば杯&スポニチ杯』が開催される。

 今シリーズは119期~120期の新人4名が本格デビュー戦を迎え、緊張の面持ちで前検日の作業を行っていた。

 地元の濱野咲(120期)は「人生で一番、緊張している。全然何もわからないし、先輩方に聞かないと」と検車場ではソワソワしながら準備を行っていた。また京王閣競輪場では7月1日から場外発売を再開し、今シリーズは有観客で行われることになり、「地元でデビューできて、有観客になったことはうれしいです」と、お客様が来場できることを喜んでいた。

 「養成所は適性の入学で、ルーキーシリーズで課題は明確になった。ダッシュの踏み出しですね。そこを強化してきました。外枠になるけど、前の方にいたいし、レースの流れに乗っていきたい」とレースへの抱負を語る。目標にしている選手は「中村由香里さんです。師匠(阿部博之)がいない時とかアマチュア時代からお世話になっています。私も前々にいけるような選手になりたい」と東京の大先輩を目指して第一歩を踏み出す。

小山裕哉記者

2021年7月1日 18時37分

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