優勝へ照準を定める鈴木美教 ~取手競輪場~

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鈴木美教
新たなフレームが好感触で、決勝も期待に応えるべく集中
新たな武器がマッチ

 10月9日(土)に取手競輪場で行われるF2ガールズシリーズのモーニング開催は最終日を迎える。
 各クラスの決勝戦が行われるが、注目は11レースに行われるガールズ決勝。

 唯一連勝で決勝へと駒を進めた鈴木美教(112期・静岡)は前検日から「最近は決勝へと進めているけど、優勝できていない。練習はできているだけに悔しいし、優勝してこそなので」と優勝のみを狙って参戦。賞金ランキングは8日現在で7位。グランプリ出場の当落線上の実力者だが、普通開催では常に優勝候補に挙げられながら近況は3場所連続で優勝を逃している現状では満足がいかない。足りないピースを埋めるべく、手にしたのは今までとはメーカーの違うフレームだ。「今回はエムビーケーの試乗車です。今までのよりも軽くて、練習の感じは良かった」と新たなフレームで臨み、逃げてまくって連勝。

 「初日は出切るのに時間がかかったけど、出切ってから流れる感じがあった。まくりも流れていたので、逃げとまくりどちらでも合いそうなフレームです。あとは優勝するだけ。そのために気合を入れて」とすべてが噛み合ったなら今回こそは優勝を逃さない。

角田祐馬記者

2021年10月8日 16時00分

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