憧れの先輩に力勝負を挑む下条未悠 ~青森競輪場~

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下条未悠
強敵相手にも気持ちで負けずに力を出し切る
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憧れの高木真備選手(左)とポーズを決める下条未悠選手(右)
強い気持ちを持って攻め切る覚悟

 10月18日(月)に幕を開けた青森ミッドナイトガールズ競輪は初日に力強い積極策を披露して2着に踏みとどまった下条未悠(富山・118期)が相性良い青森バンクで決勝進出を目指して2走目も果敢に攻める。勝負の予選にはガールズケイリングランプリを見据える高木真備(東京・106期)の胸を借りる。
 「本当は冬場のミッドナイトは苦手なんですよね。寒くて脚が動かなくなるので。でも初日はなんとか頑張れました。去年もこれくらいの時期から調子を落としてしまったので頑張らないとって。8月の富山で落車して体は大丈夫だったんですけど、気持ちが弱くなってしまっていて奈良と京王閣はダメでしたね。初日は気持ちで負けないようにって頑張りました。中学生の頃からガールズ競輪を見ていて知っていたんですけど、(高木)真備さんのことも知っていました。真備さんとはデビュー戦が一緒で、その時に写真を撮ってもらってそれを今でも家に飾ってありますよ。家宝ですね(笑)。憧れている(石井)寛子さんや真備さんに褒められると涙がでるくらい嬉しいです。真備さんは本当に強いのでどこからでもくるイメージですけど自分の走りができるように。最近は周りにしっかりと先行の印象は与えられていると思うんですけど、早めに踏み過ぎて失敗しちゃうこともあるので。初日みたいに頭も使って頑張ります。青森は前回も決勝に乗れているので今回も乗れるように」
 
 気温がグッと下がり過酷な冬場のミッドナイトは苦手でも、対策を講じつつ決勝進出を目指して力いっぱいペダルを踏み込む。

細川和輝記者

2021年10月18日 23時50分

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