ガールズグランプリを見据えた戦い ~取手競輪場~

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小林莉子
前検日には半袖で写真撮影に応じた
年末までノンストップで駆け抜ける

 取手競輪ガールズF1『全日本選抜メモリアル』は初日が終了。ガールズケイリンには、6年振りにガールズケイリングランプリ出場を決めている小林莉子(東京・102期)が登場。初日は先制した加瀬加奈子を追走から鋭く伸びて、1着スタートを決めた。

 グランプリを控えている小林だが、今回と、次回の松戸を休まず出場することを表明した。
 「自分は競走を走って調整していくタイプなんです。欠場してしまうとグランプリまで中20日以上空いてしまうし、デビューしてからそんなに間隔が空いたことがないんですよ。グランプリに出れることが決まったのは素直に嬉しいんですけど、(高木)真備や、(石井)寛子さん、児玉(碧衣)とはまだまだ力の差があると思っています。そこをどう埋めていくかですよね。この短期間でいきなり脚力が上がって強くはならないと思っているし、位置取りだったり、レースの運びとか、そういう所を磨いていきたい。今回と、次の松戸をしっかり決めて、年末に向けて弾みを付けたいです」
 初日のレース後は「セッティングとシューズを換えたけどまだ自分のモノには出来ていない」と、上積みを求めて試行錯誤を繰り返しているようだった。
 ここから、さらにどう仕上げていくのか。一瞬も無駄にできない、濃密な時間を過ごしている。

熊谷洋祐記者

2021年12月3日 17時29分

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