修正果たした小林莉子 ~京王閣競輪場~

決勝は飯田風音や村田奈穂など好メンバーが揃う
3月8日に京王閣競輪場でF2ナイターガールズシリーズの2日目が開催された。7Rにはガールズの予選2が行われて、地元の小林莉子(東京・102期)が登場。初日は村田奈穂の強襲に屈して黒星スタートとなったが、見事に修正を果たして1着で決勝への切符をつかみ取った。
レースは村田が前受けし、小林は2番手からレースを進める。赤板での動きはなく、5番手に位置していた増田夕華が打鐘で村田を押さえて先頭に立つ。その後はペースが緩み、田中まいが打鐘2センターから一気のカマシを敢行。その動きを追った吉村美有紀が自力気味に追い掛けるも2番手の増田の横で止まり減速。村田を追走していた小林が最終2コーナーからまくり上げ、最終2センターでは逃げる田中を捕らえて、切り替えた増田も寄せ付けず先頭でゴール線を駆け抜けた。
「(村田が)渋るようなら自分が先に仕掛けようと思っていた。初日は(新車の)Sサイズのフレームで走ったけど伸びが良くなかったので、2日目は元々使っていたMサイズの物に戻して、初日よりは良かったです。(Sサイズの方は)セッティングを煮詰めないとダメですね。(今回は3連続Vが懸かるが)それは意識しないようにしたいですね。(地元というのも)特に意識せず、目の前の一戦に集中したい」
前検日には「上で戦うためにもタテは意識している。スピードの強化が必要ですね」と語っており、近況はバックを取る競走も増えている。徹底先行タイプが不在の今節なら、ロングの仕掛けも視野に戦歴上位の力を見せつける。
2025年3月8日 21時21分
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選手詳細データ
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小林莉子 選手東京・102期