小林莉子が好相性の川崎で1着 ~川崎競輪~

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小林莉子
得意バンクで勢いを取り戻したい
川崎では連続完全優勝中

 川崎競輪ガールズF2ナイターは、6月27日(木)に初日が行われた。ガールズ予選1、6レースは、小林莉子(東京・102期)が1着。好相性の川崎で、幸先いいスタートを決めた。

 レースは、6番手から吉岡詩織が最終ホームでカマす展開。小林は、中団からカマした吉岡の3番手に俊敏にスイッチし、直線で鋭く突き抜けた。

 「正直焦りましたね。吉岡さんは、もっと遅めのまくりになると思ってた。それなら、自分で(仕掛けて)行く準備もしないとと思って、構えていたんです。そしたら思いのほか吉岡さんの仕掛けが早かった。自分で動く準備を射していたから、体が反応してくれました。追っていこうと思って組み立ててたら、最後は差せてないです」

 パールカップから若干調子を落としていたが、初日は小林らしい俊敏な動きを見せた。川崎では、現在2連続完全優勝中。好相性のバンクで、完全復調のきっかけをつかみたい。

 「まだ重い感じはありますね。そこまで悪いとは思わないけど、調子が上がってない感じですね。体自体は動いているんで、そんなことないと思うんですけど。川崎は相性がいい(から勝てた)っていうのもあると思います」

 2日目は、7レースで飯田風音と激突。勝って手応えを得れば、自信を持って決勝に挑めそうだ。

熊谷洋祐記者

2024年6月27日 21時44分

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