手応えつかんだ奥井迪 ~松戸競輪場~

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奥井迪
優勝候補筆頭が実力を示す
セッティングが良好

 松戸ナイター競輪ガールズF1は30日(日)に2日目が開催される。初日7Rは、奥井迪(東京・106期)が豪快なカマシを決めて快勝した。

 前回岸和田で行われたガールズケイリンコレクショントライアルが新型コロナウイルスの影響を受けて2日目以降が中止。「仕方ない事だけど、残念でした」と悔しがる。「そのあとは4、5日間くらい競輪から離れてリフレッシュしました。バンクも使えなかったし、室内でローラー練習がメイン。デビューしてからこんなにバンクで乗らなかったことがなかったし、ちょっとどうなるかな。それとセッティングも少しだけ変えました。一走してみて確かめてみたい」と、初日は若干の不安も抱えながらの戦いだった。しかしながら、終わってみれば2着に5車身差をつけての圧勝。この結果に最も安堵したのは奥井自身だろう。「感触を確かめる意味でも、今日はカマシをやろうと思っていました。レース前はなんか変な緊張をしちゃって。でも、セッティングはよかったです。お腹に力が入る感じがした。調整もいつもと違ったけど、リフレッシュしてきたから体が軽くてよかったですね」。自信を持って挑む2日目も、奥井ファンの人気に応える一撃を見舞う。

熊谷洋祐記者

2022年1月29日 21時27分

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