強い気持ちで強敵に挑む

　5月19日（木）に開催2日目を迎えた川崎競輪F2ナイターガールズシリーズ。

　6レースでは山口真未（静岡・120期）が鈴木美教らを相手に正攻法から逃げ切ってみせた。山口は初日に勝負所で内に包まれる窮地に追い込まれ、何とかしのいで3着に入ったものの「体重が落ちているし、体が動かない。今まで一番悪い状態かも」と弱音をこぼしていたが、一夜明けると一変して力強い競走を披露した。
　「初日がピリッとしなかったので、今日は自力を出そうと前から組み立てた。最終ホームまでこなかったのでそこからは突っ張る気で。バックで休んで、もう一回踏み直して持ちました。予選は動いて良い着を取ろうとしているので今日はよかったです」と想定通りのレース運びで結果まで付いてきただけに笑みがこぼれた。
　一変した理由については「体はどうしても急には良くはならないので。そこは気持ちでカバーした。新人だけど今までの人生経験値で何とかできました」と気持ちを前面に出せたことが大きかった。
　
　「決勝は動ける人が多いので。決勝こそ強い気持ちで走りたいです」と決勝も強い気持ちのレースで、強敵・柳原真緒らに挑む。

• 選手詳細データ

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  山口真未 選手静岡・120期