女王・柳原真緒が高木真備名輪会杯への思いを語る ~京王閣競輪場~

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柳原真緒
シリーズリーダーを全うする
元ガールズ選手としては初の冠杯

 3月3日(金)から京王閣競輪場で『高木真備名輪会杯&JFN&スポニチ杯』ナイターシリーズが始まる。
 今回は昨年10月に女性としては初めて名輪会へ入会した高木真備(東京・106期・引退)さんの多大なる功績をたたえて、ホームバンクであった京王閣で冠杯が開催される。
 今開催はガールズ6レース制のトーナメント制での開催で、普段のポイント制とは違う勝ち上がり方式で初日から気が抜けず選手たちも普段とは違う走りとなりそうだ。

 シリーズリーダーを務めるのは、昨年のガールズグランプリ女王でもある柳原真緒(福井・114期)だ。女王のプレッシャーにも負けず、今年はすでに4Vと活躍。「今回は中7日。久々に中3日生活を抜け出せてしっかりと練習ができました」と充実の練習ができたようで仕上がりが楽しみな様子。「真備さんのカップにシリーズリーダーとして呼ばれたので頑張りたい」と気持ちが入っている。その理由は「真備さんとは(昨年の)グランプリで優勝したときのテレビ中継でちょっと話してから話せていない。グランプリで本命にしてくれていたって聞いて。前回女王のかたに本命にしてもらえてうれしかった。おそらく会えるのは表彰台になると思うので、優勝したいです」とあふれる思いを語ってくれた。

 初出走となる京王閣バンクで初日から鮮やかな走りを期待したい。

角田祐馬記者

2023年3月2日 17時00分

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