最優秀選手賞を含め各賞が決定 ~JKA~

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脇本雄太
1月の和歌山記念でも完全Vとその強さを証明した
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柳原真緒
女王として、今度はG1覇者の名前を刻む
2度目の脇本雄太、初の柳原真緒と福井の2人がともに最優秀選手賞

 1月23日に東京都港区のJKAにて2022年の表彰選手選考委員会が開かれた。脇本雄太(福井・94期・SS)が、2年ぶり2度目の最優秀選手賞に輝き、そのほかの各賞が以下の通り決まった。

 昨年は日本選手権、オールスターと2度のG1優勝を遂げた脇本は、年末のグランプリを初制覇。公営競技としては初めて年間3億円を超える獲得賞金で賞金王にも輝き、文句なしの最優秀選手賞の受賞となった。また、新田祐大(福島・90期・SS)、松浦悠士(広島・98期・SS)、古性優作(大阪・100期・SS)の3人が優秀選手賞に選ばれ、特別敢闘選手賞には新山響平(青森・107期・SS)。
 注目のガールズ最優秀選手賞にはガールズグランプリを制して、賞金女王となった柳原真緒(福井・114期・L1)が初の受賞。児玉碧衣(福岡・108期・L1)、佐藤水菜(神奈川・114期・L1)が優秀選手賞となり、今年新設された3つG1を巡りガールズケイリンはさらに盛り上がること必至だ。
 優秀新人選手賞には、早期卒業制度で昨年1月にデビューして30連勝の記録をつくった中野慎詞(岩手・121期・S2)が選出。国際選手賞にはガールズ優秀選手賞の佐藤がダブル受賞。世界選手権スクラッチ種目で銀メダルを獲得した窪木一茂(福島・119期・S2)も国際賞を獲得。ガールズケイリン10周年となった昨年は、創成期からガールズケイリンを支えて、常に一線級であり続けている小林莉子(東京・102期・L1)が特別賞に輝いた。

竹内祥郎記者

2023年1月23日 17時13分

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