ガールズグランプリ優勝経験は児玉碧衣のみ

　12月19日新宿の京王プラザホテルにてガールズグランプリ2023の共同記者会見が行われ、車番の発表と出走する６名が出席し意気込みを語った。なお、久米詩は体調不良のため、欠席となった。

①佐藤水菜
「最初は競技もケイリンも順調でしたが、目標にしていた世界選手権での優勝を逃した時に自分の何が足りていないか、足りない部分が見えた一年。来年につながる成長につながる一年になった。（いまは）沖縄合宿中です。小倉が終わってから少し休んで、来年に向けて、グランプリに向けて練習を積んでいるところです。このグランプリを走ってからしばらくガールズケイリンはお休みになるので『コイツは強かった』と言ってもらえるような走りができたら」

②児玉碧衣
「（昨年のガールズグランプリで）初めて、骨折を経験して（今年は）どうなるかと思ったがパールカップを獲ってグランプリを決めて、お客さんに選んでいただいた（ファン投票）１位というドリームレースを優勝して、成績をだせなかったレースもたくさんあったが、すごい自分をほめてあげたい。（競輪祭は）決勝にも上がれずモヤモヤしているので最後は笑って終わりたいと思います。立川は2019年のグランプリで2連覇しているのでイメージはいい。1年の集大成を見せられるように精一杯、優勝を目指して頑張ります」

③梅川風子
「競技とケイリンの両立が年々難しいなと感じている中で、こうしてガールズグランプリに戻ってこれたことはよかったですけど、まだまだ自分で納得できるような、満足できる結果が残せていないのでグランプリでぶつけられるように。沖縄の合宿中で今日だけ帰ってきています。トレーニング中で仕上がりはなんとも言えないがグランプリまでには疲れを少しずつ抜いていきたい。特別なレースなので優勝はもちろん目指して、地元なのでお客さんに沸いてもらうようなレースになれば」

④久米詩
「本日は急遽欠席となり、申し訳ございません。グランプリまでもう少しですが、出来る限りの準備をして挑みたいと思います」

⑤尾方真生
「昨年よりもレースを考えながら自力を出せた１年だったかなと思います。競輪祭は全然ダメだったけど、京王閣で優勝ができたし、ここからもうちょっと仕上げられたらいいなと思います。3回目のグランプリなので、今年こそは悔いの残らないように頑張りたい」

⑥吉川美穂
「今年は伸びのある1年だったと思う。幸いビッグレースで調子のいいコンディションだったのでなんとかに出場権を獲ることができて人生で一番うれしい瞬間なんじゃないかと思います。（奈良の落車で）怪我は擦過傷と打撲です。少し股関節の違和感はあるけど、グランプリまでにはしっかり治して万全の状態で迎えられるように。いつも通りに自分らしく走りたい」

⑦坂口楓華
「この先の競輪人生を考えてやってきてすごく内容の濃い1年になった。（前回の）大垣はセッティングをちょっと変えたのもあるけど、1年の中で1番いい状態で走れたので、いい状態だと思う。いつも通り頑張りたい」

• 選手詳細データ

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  佐藤水菜 選手神奈川・114期
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  児玉碧衣 選手福岡・108期