太田美穂は連勝にも「重すぎる」と納得せず ~青森競輪~
デキは抜群かと思いきや
青森競輪ナイターガールズF1は、9月1日に決勝戦が行われる。唯一連勝で勝ち上がったのは、太田美穂(三重・112期)。連日長い距離を踏み切っての連勝に、納得の手応えかと思いきや、自己ジャッジは厳しかった。
初日は最終1センターから、かなり外に持ち出してのロングまくり。2日目は最終ホームからの先行。連日、競走得点上位の藤田まりあに抜かせない力強さを見せているが、取材に応えた第一声は「重い」だった。
「重い。とにかく重い。(ホームバンクの)松阪も重いけど、青森の方が重いですね。どこの400バンクよりも重いと思う。ずっと重くて、流れるところがない感じ。風が強いのは得意だけど、青森はそういう感じの重さじゃないです。連日出し切れてはいるけど、自分の体も重いと思う。青森は宿舎で温泉に入れるけど、あんまり入り過ぎるのは良くないって聞いて、我慢してるんです。それでも体が重い」
終始渋い表情で受け答えたが、連日の競走内容はピカイチで、レースを見た男子選手からも感嘆の声が上がるほど。積極型のそろった決勝戦も、自慢のパワーで重バンクを攻略したい。
2024年8月31日 21時32分
-
選手詳細データ
-
太田美穂 選手三重・112期