ガールズ決勝は激戦必至 ~青森競輪場~

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山原さくら
唯一の連勝で完全Vがかかる
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久米詩
今節は前検日が誕生日でバースデーシリーズ
山原さくらは青森バンクと相性抜群

 9月4日から青森競輪場で「ニッカン・コム杯」モーニング競輪が行われ、6日にはガールズ決勝が6レース(10:10発走)、男子決勝が7レース(10:30発走)に行われる。

 ガールズ決勝は、今年のオールスターでドリームレースに選出された山原さくらと久米詩に、パールカップを制してGⅠウィナーになった石井貴子らが順当に進出。今節初めて山原と久米が対戦することもあり、激しいレースになりそうだ。

唯一連勝で勝ち上がってきたのは山原。予選2では最終ホームから仕掛けてカマシ先行。番手に入った野口諭実可に迫られ「差されるかと思った。ギリギリ残れて良かったです。出脚は前回よりいいですね」と1周駆けて押し切ったことで状態面を確認することができた。「周り(のレベル)が信じられないくらい上がっているけど、課題を見つけて消化していければ」とガールズ2期生から活躍しているが常に向上心をもって挑んでいる。青森は過去に7場所走って5回優勝で1着を19回取っているドル箱バンク。今回は3回連続の完全優勝を狙う。

 久米は前検日の3日が25歳のバースデー。誕生日のシリーズを自ら祝うことができるか、注目したい。初日は先行逃げ切り、2日目は先行して加藤舞に差されたが、石井貴子のまくりはしっかりと合わせきった。「駆け方がうまくいかなかったです。迷っている感じ。ペースを上げていければよかったけど、4コーナーからスピードが乗り切らなかったですね。(状態は)昨日(初日)の方が良かったです。明日は時間が遅くなるので、今日よりも体を起こしたい」と修正点を確認して決勝に挑む。

小山裕哉記者

2024年9月5日 14時41分

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