久米詩は「勝ち切りたい」と勝利に飢える ~松戸競輪~

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久米詩
勝ち切って勢いをつける
G1、GGPを見据えた戦い

 松戸競輪ガールズF1『ジャパンカップ×HPCJC杯・鈴木誠杯』が、2月25日(火)から開幕する。ガールズケイリン6レースには、久米詩(静岡・116期)が出走。今月は2開催で準Vが2回と、悔しい結果が続いている現状を打破しようと、気合を入れ直した。

 1月豊橋、続く京王閣ミッドナイトの追加を受けて、1月は4場所に出走。今月は正規あっ旋の3場所のみだが、今回で早々に今年7場所目の出走となる。そのかいあって、現在は賞金ランキングトップを走っているが、競走を走り続ければ、まとまった時間が取れず、練習不足に陥るリスクもある。2月は、2場所連続で準Vと、歯がゆい結果となってしまった。賞金を加算しながらも、4月に迫った今年最初のG1へ向けて状態は上げていかなければならない。

 「本数をたくさん走ったぶん、疲れとかの影響もあったのかな。練習量も落ちていました。ウエイトの練習量も落としたし、周りからも、(体型が)スッキリしたってよく言われるんです。ただ、G1までには練習量を増やしていって、状態を上げていかないといけないと思ってます。まだ2カ月くらいは時間があるし、そこに向けては計画的にやりたい。でも、2月は悔しかったですね。2着ばっかりでしたし」

 ジャパンカップとあって、今回は女子も好メンバーがそろった。ここで勝利を積み重ねて、また流れを取り戻していきたい。現状を打破するためにも、勝ち切る覚悟が必要だ。

 「良いメンバーがそろってますけど、勝ち切りたいですね。2着ばっかりは悔しいですし、勝ち切れるようにしたい」

 初日6レースは、いつもよりもシビアに立ち回って、勝利を追求する。

熊谷洋祐記者

2025年2月24日 16時00分

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