目指すは初優勝

　立川競輪F2ガールズは、12月28日（土）に初日が行われた。ガールズ予選1、6レースは、宇野紅音（岐阜・124期）が勝利。好感触をつかんで、笑顔が弾けた。

　宇野は、前々のスタートから、勝負どころで好位をキープ。まくってきた飯田風音に最終バックで俊敏にスイッチすると、直線で鋭く差し切った。人気を集めた飯田を撃破し、明るい表情でレースを振り返った。

　「前々で、いつも通りに自分の得意なレースをしようと思ってました。飯田さんが来たところに、しっかりスイッチできたのは良かったですね。今回からシューズを変えて、感じが良いですね。前使っていたものは、もう3年くらいずっと使っていて、さすがにへたっていたのかな（笑）。それに、立川は相性が良いんです。今まで2回走って、どちらも決勝に乗れているんで、成績が良いんですよね」

　デビュー当初は、同期のなかでも上位の成績を残していたが、なかなか初勝利にありつけなかった。それが、競走を重ねるごとに、勝ち切る力が付いて、この1着が今年の9勝目。次の目標は、念願の初優勝だ。

　「最近は、月1くらいで1着が取れてますね。今回も決勝に乗って、優勝したいです。もちろん太田（りゆ）さんがいるのは分かってます。それでも優勝したいんです！」

　勝てないと決めつけてしまっては、小さなチャンスもなくなってしまう。挑戦者を自覚しながらも、どん欲に優勝を狙っていく。

• 選手詳細データ

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  宇野紅音 選手岐阜・124期