強敵にもひるまず挑む

　京王閣競輪ガールズFI『高木真備日本名輪界カップ』が、2月28日（金）に開幕する。ガールズケイリン7レースには、26日に行われた『2024年競輪優秀選手表彰式典』で、優秀新人選手賞を受賞し表彰された熊谷芽緯（岩手・124期）が登場する。

　表彰式を「人生で一番緊張しました」と初々しく振り返ったが、今回も同あっせんの児玉碧衣や、奥井迪らの数々の大物を倒してきた走りが評価されての受賞は胸を張って良いもの。式典で男女問わず大勢の超一流選手に囲まれて、刺激も受けた。「本当にいい経験をさせてもらいました。もっと活躍して、またあの場に行きたいと思えました」と、さらなる飛躍を誓った。フレッシュクイーンにも選出され、G1オールガールズクラシックの出場権も獲得。伸び盛りの21歳は、本格的にトップ戦線での活躍を狙っていく。

　「今は、同期の宇野紅音さんの誘いで岐阜で練習しています。去年から冬期移動は岐阜に行っているし、オールガールズが岐阜に決まった時はすごい嬉しかった。変に緊張せずに頑張りたいです。自分は、成績の波がすごい大きいんですけど、着実に力は付いてきていると思います。前は、強い人と対戦するときに気持ちで負けちゃうことが多かった。でも、自分の場合は競走でやることが決まっているし、逆に吹っ切れるようになりました。メンタル面は強くなったと思います。強気が出てきました」

　初日は児玉との対戦。強い気持ちで自分のレースを貫き、女王に挑戦する。

• 選手詳細データ

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  熊谷芽緯 選手岩手・124期