大病を乗り越えて中山健が復帰‼ ~川崎競輪場~

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中山健
苦しい練習にも耐えて復活の日を迎える
走れる喜びを噛み締めて…

 5月22日(金)から川崎競輪場で行われるF2シリーズで中山健(89期・新潟)が復帰戦で迎える。診断名は大動脈弁輪拡張症と閉鎖不全症という大病。手術で大動脈置換を行い、投薬による治療も終えて昨年2月に行われた取手シリーズを最後に459日ぶりに検車場に顔をみせた。
 
 「心臓から血液を送るための弁が閉まらなくなったみたいで去年の9月くらいに手術をしました。本当は大動脈だけじゃなくて弁も置換手術を行う予定だったんですけど、弁は残せるってことになって今の状態まで何とか戻ってこれたと思う。まだどこまでやれるかはわからないですけど、走れることが嬉しいですね」
 
 生死にも関わる心臓の病気に苦しみながらも、あきらめることなく復活の日を目指して歩みを止めることはなかった。
 
 「今年に入ってから新型コロナも流行り出して。自分は普通の人よりも罹ったらまずいと思うので、その辺も気を付けながら練習をしてきました。タイム的にはまだかなって感じですけど、手術する前の練習強度には戻せたので、走りながら戻していきたいです」

 

細川和輝記者

2020年5月21日 16時42分

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