武藤龍生選手 プロフィール

武藤龍生選手の基本情報

ycm
  • 指数

    87
  • パワー
    ランク

    12
  • ムトウタツオ 武藤 龍生

    登録地 埼玉

    年齢 33歳

  • 期別 98期

    登録番号 014659

    戦法 追込

    調子

  • 今期級班 S級1班

    前期級班 S級1班

    次期級班 S級1班

  • 直近4カ月得点 111.48

    今期得点 111.41

    前期得点 113.12

  • 練習地 西武園

    生年月日 1991年3月26日

能力値チャートS級

204060801000機動力ダッシュ差し脚デンジャー実績ポテンシャル
ポテン65実績22デンジャ14差し脚79ダッシュ20機動力21

戦法タイプ

先行タイプダッシュタイプ追込タイプ204060801000
先行タイプ3ダッシュT3追込タイプ85

武藤 龍生選手 スポット・インタビュー

地元記念で得た経験

武藤 龍生

武藤 龍生

 5月静岡のF1シリーズで待望のS級初V。14年にS級に身を置くと、その後はA級に戻ることなく昨年には1班を手に入れた。足掛け5年のS級優勝だったが、続く立川F1を着で連続V。7月の和歌山F1では、3連勝の完全Vで今年3度目の優勝を遂げ、完全にひと皮むけた。
 「いろんな方々のアドバイスを聞いて、乗り方を変えたんですよ。それでだいぶ自分の感覚が良くなった。気持ちの面でも変えた部分があって、その2つがかみ合ってきた。もちろん展開をつくってもらえてるっていうのがあるんですけど、そうなればいまは自分でなんとかできるっていう感じがある」
 和歌山では3番手から直線での伸び比べに勝って優勝。これ以上ないステップで迎えた8月の西武園記念は3着。3日目は競りを制しての1着と追い込みとしての進化も見せたものの、2日目の二次予選Aでは坂口晃輔にさばかれて、まくった平原康多との連結を外した。
 「埼玉の選手だったら、平原さんの前か後ろを走るのが目標だし、関東の選手であるかぎり武田(豊樹)さんの存在も大きい。その2人の後ろを回ることができたっていうのは、着はダメだったけどいい経験ができた。本当に勉強になった4日間でした」
 最終日は、西武園記念で復帰した武田が先行策を試みるも、出切れずに共倒れ。しかしながら、平原、武田の背中を身をもって感じた経験ははかり知れない。
 「もっと成長をしないと。また(平原、武田に)付かせてもらって、自分の役割をしっかりできるように」
 S級優勝は通過点。本当の真価はこれからだ。

2019年8月12日 更新

戦法を変えて充実一途

武藤 龍生

武藤 龍生

 競輪選手にとって戦法の選択は重要な要素のひとつだ。20代半ばの若い時期に追い込みとして戦法を固めた武藤は、充実感に浸りながら戦っている。
 「S級になって3年が経つんですが、父である師匠(武藤嘉伸)と話して、上がって3年間は前で頑張ろうと決めてました。それで感じたのは自分の脚力では調子がよければ戦えるけど、悪いときは成績が安定しない。さらに上を目指すためには、追い込みに変わった方がいいと考えるようになりました。いろんな人の意見を聞いて、考え方はたくさんあるんですけど、タテ脚があるうちに、追い込みになろうと決めました」
 自分の力、脚質を把握して、戦法の迷いは断ち切った。最近では追い込みとしての資質も高まり、成績は上昇カーブを描いている。
 「ただ、追い込みになるだけなら誰でもできますからね。前で走る選手の信頼を得ることが大事。昔の追い込み選手のようにがつがつと競るような走りをしたい気持ちもあるけど、それだと今の時代、レース形態に合っていない。試行錯誤しながら理想の追い込み像を目指してやっていきます」
 今年初戦の和歌山記念は2着。関東ラインの3番手を回った二次予選は、武田豊樹の後ろで連結を外してしまった。
 「二次予選が悔しかったですね。チャンスがあったのに、もったいなかった。でも、初めて武田さんの後ろで、放っているオーラも感じられたし、すごくいい経験になりました」
 理想の戦法に変えただけでは結果は出ない。その戦法が本当に自分のものになるまで、経験を積み重ねていくしかない。
 「今年は勝負の年だと思っているし、まずはG1に出場してみたいですね。走ってみなければ、分からないこともありますから。急ぐ必要はまだないんですが、目の前の一戦一戦をしっかり走って、ひとつでも上にいけるように頑張ります」

2019年1月18日 更新

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