曽我圭佑選手 プロフィール

能力値チャートA級

204060801000機動力ダッシュ差し脚デンジャー実績ポテンシャル
ポテン72実績7デンジャ1差し脚33ダッシュ72機動力64

戦法タイプ

先行タイプダッシュタイプ追込タイプ204060801000
先行タイプ50ダッシュT48追込タイプ15

曽我 圭佑選手 スポット・インタビュー

自身のスタイルを確立して

曽我 圭佑

曽我 圭佑

 徹底先行を貫いて昨年後期にS級にカムバックしたが、S級の壁は厚く「最初のうちはすんなり出してもらえたけど、段々と警戒されるようになって脚を使う状態で先行するようになり成績が下降していった。負け癖がついて先行できることも減ってしまった」と思うような結果が出せずに、悔しい日々を過ごした。
 1年のS級生活を経て今年後期からはA級1班に降級となったが「今年の4月ごろから、このままではS級では通用しないと思ってヨコの動きを身に付けようと思いました。挑戦者の立場は変わらないので先行を基本に組み立てていますが、叩かれた時はすんなり下げるのではなくインで粘ったり、逆に叩けなかった時には降りるためにもヨコの技術は必要だと思うので、今はそこを課題にしてレースに臨んでいる。S級でも戦える競走スタイルを確立して、平原(康多)さんのような、何でもできる選手を目指しています」と意識が変わり、今後はオールラウンダーとしてS級への返り咲きを狙っている。
 近況はピスト6での活躍が目立っているが「大ギアが得意ということもありますが、しっかり仕掛けていることが結果につながっていると思います。競輪にもいい影響が出ているので、これからも頑張ります」と好走の要因を語ってくれた。
 熊本勢の若手の活躍も刺激になっているようで「みんな強いし自分は取り残されているので、いい流れを切りたくないし早く追いつけるように頑張りたい。S級復帰はもちろんですが、自分がデビューした時にはすでに熊本競輪場が休止している状態だったので、再開した時にビッグレースに乗れるように脚力の底上げをしていきたい」と地元に対しての思い入れも深く、これからの熊本勢を引っ張って行く存在の一員として、今後の活躍に期待したい。

2022年8月3日 更新

現状の課題は…

曽我 圭佑

曽我 圭佑

 今年からS級の舞台に立ち、積極的なレースで奮闘している曽我。9月防府の同格戦で、S級2勝目を挙げた現状の力をこう分析している。
 「脚力的には問題ないと思うけど、道中の脚の使い方とか、力の加減みたいなのが未熟です。バックを踏んだりして勝手に脚を消耗しているから、勝負どころで結局、脚が残ってないっていうことが多いですね。レース展開のもっていき方も下手だし、相手に翻弄されてしまっています」
 4月小田原では、デビューから無傷だった寺崎浩平を破ってS級初勝利をゲットした。力があることは証明できたが、その力を安定してレースで出すことはまだできていない。
 「今の組み立てで勝とうとすると、新田(祐大)さんとか、脇本(雄太)さんくらい脚がないと勝てないので、それなら技術面を磨くのが一番早いかなと思います。修正能力が高い人がS級のトップで戦っているって分かったし、そこを身に付けられたら自分ももっと戦えるのかなって思います」
 来期は降級となりそうだが、S級を経験したことで1年前より成長できているはずだ。
 「自分がA級だった時は、S降りの機動型はこれくらいかっていうのがあったけど、今度は逆の立場になる。舐められんように頑張らないと。A級に落ちる前に、S級で少しでも良いイメージを付けておきたいですね」
 10月8日にはガールズの福田礼佳と入籍したことを発表した。さらなる飛躍を誓う曽我に、今後も注目だ。

2020年10月20日 更新

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