一級品の南関ラインがパワープレー
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- 的中率
- 22%
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- 回収率
- 98%
竹内記者
初日特選の先行策から一転、2次予選では“したたか”というかズブい仕掛けを見せた1桐山桐山。確信犯ではなかった様子で、こう反省をする。
「(最終)ホームで行っていれば、なんてことはなかった。伏見(俊昭)さんは強いおかげで来てくれたけど、竹内(智彦)さんには申し訳ない」と、振り返り、準決メンバーを見て気合を入れ直す。
そしてタイトルホルダーでありながら気持ちよくハコを9中村中村に譲った格好の5渡邉渡邉は、こう言う。
「俺は苦労したけど、後輩には同じ思いをさせたくない。(中村は)気を遣わなくていいし、俺は3番手で」
もめることなく神奈川、千葉、静岡の3車が、固い絆でまとまった南関ライン。9中村中村がラインの前後の心意気を感じないはずがない。ましてや1桐山桐山は、“中村道場”で共の汗を流す練習仲間。
「僕はもうやるだけです。2人(桐山、渡邉)にいい思いをしてもらえるように。緊張感を持って頑張ります。毎日しっかりマッサージを受けて、だいぶ感じもよくなった」
追加配分による疲れも日々のケアで解消。ラインによる華麗な連係プレーの軸を9中村中村が担う。