好位から松岡貴
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奥山記者
このレースの主役はもちろんS班の7新田。ただ直前は表彰式の参加などで多忙を極め、練習時間がほとんど取れなかった様子。その影響は大きく、連日レース後は激しく息を切らしている。2予は1着で面目を保ったものの、中井俊亮に迫られるなど踏み直しはイマイチで、「正直、最後は苦しかった」と決して本調子ではない。それなら別線にもチャンスはありそうだ。
2番人気に推されるのは機動力次ぐ1石井だろうが、こちらも初日に落車しており「気持ちでなんとかする」という状態。
2段駆けシフトの地元勢も、先導役の8中井がどこまで引っ張れるか疑問が残り、リスクを考えると配当的な妙味も薄そう。
そこで狙いたいのは2松岡の『巧さ』だ。細切れ戦は得意とするところで、7新田と1石井が相手なら難なく中団をキープしているはず。「何だかよくわからないけど、どうも身体が前へ前へと動くんですよね(笑)。思ったより自転車に力を伝えられているし、反応も良い。脚力じゃさすがにこの相手だとキツいけど、頭を使ってカバーすれば何とかなるかもですね」
不敵な笑みを浮かべた2松岡が好位からの先まくり、あるいはまくり追い込みを決めて波乱を演出し、決勝へのキップをつかむ!