4度目の記念制覇
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- 的中率
- 14%
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- 回収率
- 90%
細川記者
大挙5名が決勝を掴んだ関東勢は3日目の準決勝で連係した茨栃勢に8尾崎が加わり4車で結束。S班3諸橋が7坂本を指名して変則的に二手に分かれることに。
中軸を担うのはやはり4山岸の番手を回る9神山だ。
「山岸君もそうですけど、やっぱり飯嶋さんが後ろにいると安心感が違う。一緒に特別競輪で戦ってきた先輩ですし、気持ちが入る。優秀戦が終わってからセッティングも修正したし、体の重さも取れた。油断せずに頑張るだけ」と決意表明。9神山にとって『滝澤正光杯』は初めて記念制覇を達成した思い入れのある大会で、第62回大会に続き2度目の大会制覇へ集中力を研ぎ澄ませる。
ラインの先頭を担う4山岸も日増しに調子を上げており、別線攻略へ逃げの一手。
「セッティングを修正しながら新車と体が合ってきた。準決が一番いい感じで駆けられたしこのまま戦うつもり。村上(義弘)さんは単騎でも強いですし、怖い選手。ラインが長くて有利なことは間違いないですけど、油断せずにしっかり駆けます」
地元の5成清やS班3諸橋は多少なりとも苦しい展開になりそうだが、貪欲にコースを探して突っ込んできそうで、2、3着は手広く押さえたい。