番手を死守し悲願達成
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- 的中率
- 16%
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- 回収率
- 74%
細川記者
3脇本の番手から今年2つのタイトルを手にしている1三谷が悲願を達成する。
4車結束の近畿勢の相手となる7平原が命運を握っていると言っても過言ではない近畿と関東の実質2分戦。その7平原が強敵を前に「今までで一番難しいグランプリ」と言い切るだけの強さを誇る3脇本が充実の援軍を味方に「グランプリの舞台で4車結束できることは光栄なこと。今年一番のレースをしたい」とライン分断をさせまいと主導権を掴めば番手の1三谷がV最短だ。
「石垣島で2泊3日の合宿をして納得の状態まで仕上げてきた。脇本君の番手は何度も経験しているけど、展開によって踏み方やカカリも違う。チャンスある位置なのでそこにしっかり対応したい」と経験値を盾にシャープに抜け出す。平塚ダービーを思い返せば、4車の3脇本がカマした動きに前受けの2浅井ですら飛び付くことができず、大きく車間が空いてしまっている。さらにパワーアップしている3脇本の仕掛けに7平原が飛び付きを狙っても番手に飛び付くのは決して簡単ではないだろう。飛び付けても3番手の9村上だとすれば、1三谷が表彰台で一億円の目録を掲げている優勝シーンの横には3脇本がいる可能性が高い。1三谷と3脇本のワンツーを厚めに狙って今年一年を締め括る。