初日とは別人
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- 的中率
- 24%
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- 回収率
- 77%
竹内記者
大阪、和歌山がそれぞれ2人ずつ決勝にコマを進めてきた近畿ラインの並びは、思いのほかあっさりと決まった。
「(古性)優作が一番実績があるんで、優作に決めてもらって。あとはラインとして生きてくるように」と、2東口は“大人”の4番手で協調体制。
ラインで戦う近畿勢の要は、番手の9古性。しかしながら、前回の全日本選抜のあとにインフルエンザにかかった9古性が初日は、「レースに参加できなかった」と、不安を吐露していただけに、ポイントはそこだ。
「初日は別人みたいな感覚だった。そこから修正して、なんとか戦える状態に戻りました。準決はだいぶ良かったし、あとはもうちょっと上がってきて欲しいところもある。ただ、いまの段階でも別府(全日本選抜)よりはいい」
G1以上のデキなら、当然のことながら及第点。番手で本来の強気の攻めと立ち回りができれば、静岡記念の連覇が見えてくる。動きのいい6南が後ろを固めて、4番手に2東口がいるのもプラス材料。4車のアドバンテージをフルに生かしてV奪取だ。